短期大学 専攻科 子ども健康学専攻

学科紹介

短期大学の学科課程を修めた後の2年制の進学課程。

養護教諭二種免許状から養護教諭一種免許状取得へのステップアップを目指す学生が進学する「専攻科」。現代社会のニーズに応える高い専門性と優れた資質を兼ね備えた養護教諭を育成します。

学びのポイント

point.01

教員採用試験に最多3回挑戦できる。

短大2年次と専攻科の1、2年次で計3回、養護教諭の教員採用試験を受験できます。


point.02

二種免許状を活かし、地域の学校で実習を。

短大で取得した養護教諭二種免許状で、地域の学校の保健室での現場実習が行えます。


point.03

地域で活躍できる学校保健のリーダーに。

現場経験豊富な教授陣のサポートで、学校保健領域の研究にも力を入れています。

学科トピックス

倍率が高い養護教諭の難関を突破するため、教員が学生一人一人に向き合える少人数制授業、現場に強い実習、徹底した個人指導で教員採用試験対策も充実しています。また、二種免許状の課程で不足している単位分の学習を行うため、効率的に養護教諭一種免許状を取得できます。

地元のプロサッカーチームと連携

地域のさまざまな場に出向いて実践的な教育を大切にする九女。地元のプロサッカーチーム「ギラヴァンツ北九州」とパートナーシップを結んでいることから、ホームゲーム開催時に本拠地のスタジアムで臨時の託児所を開設しました。短大での学びの成果を実社会に役立てることで、さらなる成長へとつながります。

幼稚園での歯科指導プロジェクト

九女では、地域の課題解決に役立つ学びや活動を積極的に行っています。附属の自由ケ丘幼稚園から「感染症対策も踏まえた歯科指導を」との依頼を受け、専攻科の学生たちが「歯磨き戦隊」を結成。プロジェクトの計画からフィードバックまで学生が主体となって運営し、歯磨きやうがいの大切さを伝えました。

専攻科
子ども健康学専攻1年
福岡県:八幡高等学校出身
田中 優咲さん

性教育の低年齢化が求められる今、絵本等を活用した保健教育を。

専攻科 子ども健康学専攻 橋口ゼミ

学校保健についてさらに学びを深めたいと思い専攻科へ。今の日本の教育課題の一つであるセクシュアリティ教育に興味があったため、養護教諭として勤務経験もある橋口先生のゼミを専攻しました。性教育の低年齢化が求められる現代において、養護教諭にできることは何なのか。ゼミではセクシュアリティに関する絵本の分析などを行い、仲間とたくさんの意見やアイデアを交換する中で新しい発見と多くの学びがありました。将来は絵本等を活用しながら保健教育を行いたいと考えています。


多様化する現代社会に対応できるよう、ディスカッション等を通して養護教諭に必要な力を鍛えます。
橋口 文香 准教授

九州女子大学大学院