将来の進路や学びに直結する、人間科学部 児童・幼児教育学科のおすすめ授業をご紹介。
実際に開講されている授業や学生インタビューを通して、“学びのリアル”をのぞいてみよう!
体育科指導法
この授業では、小学校における体育科教育に関わる制度や運動領域、教育課程、指導案、評価などについての専門知識と実践力を身につけ、体育に関する基本的な知識・考え方についての授業を進めることで、体育科指導者として必要な技能や知識を身につけ、体育科における具体的な課題を把握します。
撮影時は、学校の準備体操で使われるラジオ体操第1・第2のテストが行われていました。ただやるのではなく、その動きの意味を知り、指導時に役立てられるよう、こどもが見本として見る際の向きも意識して行うよう、指導が行われていました。
小学校教諭を目指している私は、必要な科目を学ぶために授業を受講しています。授業を受ける側から教える側に立つことで、目的を明確にし、ポイントを押さえる重要性を再認識しています。子どもに教える方法を考えることは難しいですが、教える楽しさややりがいを感じています。この経験を通じて、子どもの成長を支える教師としての役割を実感しています。
人間科学部 児童・幼児教育学科
現在、運動嫌いの学生や体育への苦手意識を抱いている学生の姿が多く見受けられます。
個々の考えや思いの違いからか運動に対する意識の低下と意欲の欠如が大きな差となって出ているようです。最近では、「できる楽しさ・分かる楽しさ・集う楽しさ」を味わわせることで、笑顔と満足げな表情が見受けられるようになってきています。
スキルアップ講座I
(教採直前強化学習)
「直前強化学習」は、スキルアップ講座Iの導入として位置づけられた授業で、4年生が教員採用試験に向けて取り組む実践的な内容です。希望する自治体ごとに「北九州市」「福岡県」「福岡市・県外」の3グループに分かれ、面接、模擬授業、集団討論などの練習や情報交換を行います。同じ自治体を目指す仲間と「チーム九女」として協力し合いながら、それぞれの自治体の試験内容に即した対策を進め、合格を目指すことがこの授業の大きな特長です。
教員採用試験の合格を目指して、「直前強化学習」に取り組んでいます。面接練習や模擬授業、集団討論などを通して、実践的な力や指導力を養っています。これらの取り組みは一人ではできないことばかりで、仲間と励まし合い支え合いながら進めています。「チーム九女」として、全員で合格を目指す雰囲気の中で、成長を実感しています。将来は小学校教員として、子どもたちと真摯に向き合う指導者になりたいと考えています。
授業では自治体別にグループを作り、自主ゼミや面接ノート作成、模擬授業など多様な練習を行っています。学生は教員を目指し、授業外でも協力し合いながら真剣に取り組み、着実に成長しています。