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教員氏名 小川 有希子
ローマ字 OGAWA Yukiko
所属学科 子ども健康学科
職名 教授
所属学科(兼任) 専攻科 子ども健康学専攻
研究室 弘明館A421
メールアドレス y-ogawa@fains.jp
主要担当授業科目 学科:生理・解剖学、臨床医学、薬理学、医療管理学概論、医療事務総論、キャリア基礎演習Ⅰ
専攻科:衛生・公衆衛生学、医科学特別実習、薬理学特論、修了研究
専門分野 産業衛生学、公衆衛生学
オフィスアワー 月曜日2限
学生の皆さんへ 継続は力なり!
一日一日を大切にしましょう。
最終学歴 産業医科大学大学院 医学研究科産業衛生学専攻博士後期課程修了
取得学位 博士(産業衛生学)
修士(看護学)
学士(教養)
職歴 2020年4月~2023年3月 第一薬科大学 看護学部
2023年4月~2026年2月 日本赤十字九州国際看護大学 看護学部
2026年4月~      九州女子短期大学 子ども健康学科(現在に至る)
所属学会名 日本産業衛生学会、日本産業看護学会、日本人間工学会、日本公衆衛生学会
教育研究社会活動 福岡産業保健総合支援センター 登録保健師
社会福祉法人菅生会 特別養護老人ホーム春吉園 第三者委員
学内における委員会活動等 図書館運営委員会
研究活動の概要

研究活動(1)

■研究題目

左きき労働者の労働災害や作業関連疾患に関する研究

■キーワード

左きき、労働災害、作業関連疾患、作業環境、労働者

 

研究活動(2)

■研究題目

生物学的「きき」の4つの組合せによる行動特性に関する研究

■キーワード

生物学的「きき」、laterality、preference、片側偏重

 

研究活動(3)

■研究題目

特定妊婦への支援に関する研究

■キーワード

特定妊婦、アウトリーチ、保健師、気になる親子

 

種類 著書・
学術論文の名称
単著
共著
筆者 発行
年月等
発行所等 概要
学術論文
学術論文 The relationship between the dominant hand and neck/shoulder pain in the workplace: A prospective cohort study  共著 Yukiko Ogawa, Tomohisa Nagata, Kiminori Odagami, Takeshi Ebara, Junko Nakatani, and Koji Mori 2025.7.22 Journal of Occupational Health To date, no studies have investigated the relationship between one's dominant hand and neck/shoulder pain. The aim of this prospective cohort study is to explore the relationship between one's dominant hand and the severity of neck/shoulder pain. We also examined the relationship between the dominant hand and the onset of neck/shoulder pain at the follow-up among workers without neck/shoulder pain at baseline.
学術論文 「きき」は業務上負傷に関与するか?⁻基礎的だが取り残されがちな新しい産業人間工学課題⁻ 共著 小川有希子、中谷淳子、榎原毅 2025.4.30 人間工学 60(2)P.89~96 多様性が求められる時代だが「きき手」「きき足」といった「きき」に関する研究は体系的に整理されているとはいえない。そのため業務上負傷に作業者の「きき」が関与するのかを明らかにするために必要と思われるリサーチ・イシューをまとめた。まず生物学的、社会文化的な面から「きき」の歴史的な研究動向を俯瞰した。そして基礎的だが取り残されがちな新しい産業人間工学上の課題として、5つのイシューをまとめた。人間の基本諸特性のひとつとして「きき」を捉え、労働条件や労働環境との相互作用を適正化させる人間工学視点は取り残されていることが示唆された。
学術論文 訪問看護における仕事要求度とオーバーコミットメントの職務と雇用形態による比較と関連 共著 小川有希子、今村桃子、中山晃志 2022.10.30 日本産業看護学会誌 9(2)P.33~42 訪問看護師の仕事要求度とオーバーコミットメント(OC)について職務と雇用形態(常勤・非常勤)による比較および関連を明らかにすることを目的とし、A県260事業所の訪問看護師に日本語版努力報酬不均衡モデル調査票を用いて質問紙調査を行った。調査票の返信数445枚(回収率22.4%)のうち420枚を有効回答とした。点数化した仕事要求度とOCは、管理者の点数が常勤や非常勤より有意に高く、管理者は常勤や非常勤に比べて健康リスクが高いことが明らかになった。組織や管理職の支援体制や相談体制の必要性が示唆された。
学術論文 訪問看護師の判断力を育む方法の検討-判断に困った場面の特徴を通して‐ 共著 山崎律子、小森直美、堤千代、林さやか、小川有希子 2013.9.30 日本看護学会論文集地域看護,第43 P.115~118 訪問看護師が判断に困った看護場面を明らかにし、判断力を向上させるための教育方法を検討することを目的とした。管理者を対象に行った調査において、訪問看護師が判断に困った看護場面は【他者との連携】【褥瘡ケア】【生命に直結する緊急性の高い対応】など予測していなかった変化への対応であった。このような場面における判断力を向上させるための教育方法として同行訪問やカンファレンス等の効果的活用であることが示唆された。
学術論文 訪問看護師ステーションで働く訪問看護師の労働条件に関する意識‐過去20年の文献検討‐ 共著 小川有希子、山崎律子 2013.3.31 福岡県立大学紀要第10巻第2号P.83~90 訪問看護ステーションで働く看護師が労働条件に対してどのような意識を持っているのかを明らかにすることを目的に、医学中央雑誌Webを用いて「訪問看護師」「労働条件」「職場環境」「業務特性」「労働環境」「就業」のキーワードを使用し検索し文献検討を行った。検索の結果26文献がヒットし労働条件の内容が含まれていた5件の文献を分析対象とした。労働条件に関する意識は、非常勤でワークライフバランスがとりやすいと認識していた。
学会発表
学会発表 「左きき」労働者の業務上負傷に関する文献検討 共著 小川有希子、中谷淳子 2024.5.24 日本産業衛生学会誌第66巻臨時増刊号P.637 (於 広島) 「きき」が影響する業務上負傷の要因を明らかにすることを目的に文献検討を行った。「きき」と業務上負傷に関する国内外の文献を医学中央雑誌(医中誌)およびPubMedを用いて検索した。文献検索に使用したキーワードは「利き/AL」and労働災害/TH or労働災害AL、「利き/AL」and業務上負傷/AL or 職業性外傷/TH、Occupational in jury and laterality and Leftを用いた。医中誌では9件、PubMedでは64件の文献が該当した。そのうち「左きき」と業務上負傷に関する記載のある10文献を分析対象とした。業務上負傷の要因は、右優位の作業環境、ねじる・回転させる必要のある道具、右手用の道具の使用、片手作業などであった。
学会発表 「きき」は業務上負傷に関与するか?-スコーピングレビュー - 共著 小川有希子、中谷淳子、榎原毅 2024.5.18 日本労働科学学会第5年次大会講演集P.87 (於 北九州) 労働災害・業務上負傷に作業者の「きき」が関与するのかを明らかにし産業保健分野で取組むべき課題について示唆を得ることを目的とした。「きき」と労働災害・業務上負傷に関する研究結果を網羅的に概観・整理し、今後必要と考えられる研究範囲を特定するためスコーピングレビューを用いた。「きき」と労働災害や業務上負傷に焦点を当てた研究は見当たらず、基礎知見の不足が明らかとなった。今後は「きき」の関連性を明らかにし、「きき」に配慮した人間工学設計の方法論を確立し、労働者・経営層・産業保健専門職へ周知していくことが必要である。
学会発表 訪問看護における作業環境が疲労蓄積度におよぼす影響 共著 小川有希子、西田和子、中山晃志 2023.10.30 第12回日本産業看護学会学術集会抄録集P.62 (於 静岡) 訪問看護の作業環境と疲労蓄積度との関連に着目し、業務的暴露による負担の一因を明らかにすることを目的に、A県743事業場を対象にWeb調査を行った。結果226人の回答が得られた。職位は管理者67.3%、スタッフ32.7%であった。属性と疲労蓄積度の関連では、年代(p=0.043)と職位(p=0.047)で有意な関連が認められた。有害環境と疲労蓄積度では、暴力・暴言の有無と疲労蓄積度には有意な関連が認められた(p<0.001)。管理者が受けている暴力・暴言は、業務的暴露の一因であり、疲労蓄積度に影響を及ぼしていると推察された。
学会発表 訪問看護における作業環境や作業管理からみた健康リスクの文献検討 共著 小川有希子、西田和子、中山晃志 2022.11.8 第19回日本ヘルスプロモーション学会・第11回日本産業看護学会合同学術大会/集会抄録集P.76 (於 北九州) 訪問看護の業務上の健康リスクに着目し、作業環境や作業環境の研究動向を明らかにすることを目的とした。医学中央雑誌を使用し「訪問看護」「作業管理」「作業環境」「原著論文」のキーワードを用いて文献検索を行った。43論文を分析対象とし作業環境別暴露要因に分類した結果、生物学的要因2件、人間工学的要因1件、労働時間要因4件、第三者要因4件、心理要因21件であった。今回、物理学的要因、化学的要因に分類できるものは見いだせなかった。この視点が訪問看護の研究の認識が抜けている可能性があるのか、あるいは、それ以前の問題で終始している可能性が示唆された。
学会発表 後ろ向きWEB調査による妊娠期における低出生体重児(LBWI)の出生リスク評価尺度の作成 共著 園田和子、小山記代子、山本弘恵、小川有希子、名村駿佑、松成裕子、根路銘安仁、西地令子 2022.6 第69回日本小児健康協会学術集会講演集P.81 (於 三重) 尺度の有用性を検証することを目的としF県の4歳未満児とその母親713人を対象にWeb調査を実施した。因子構造の再確認のために主因子法・プロマックス回転による探索的因子分析を行った。結果、解釈可能な8因子22項目に最適解が抽出された。尺度全体のα係数は0.721となった。尺度全体を一つの質問表とする本尺度の内的整合性は確保されていることが確認できた。
学会発表 薬剤における妊娠検査薬の販売・相談と児童虐待に対する意識との関連 共著 西地令子、園田和子、平田伸子、西田和子、川口弥恵子、小川有希子、吉武毅人 2021.9.14 日本アプライド・セラピューティクス(実践薬物治療)学会第11回学術大会/日本社会薬学会第39年会合同大会講演抄録P.88 (オンライン) 妊娠検査薬の販売や相談の有無と薬剤師における虐待防止への意識などを調査することを目的にF市の薬剤師会に所属する薬剤師716人を対象にWeb調査を行った。回収数は123人(回収率17.2%)であった。「妊娠検査薬の販売」と「検査薬の相談」は関連が認められた。虐待防止への意識については、虐待の保護者への気づきは非常に少なく虐待予防における薬剤師の役割について考えている者は1割強であった。地域に密着した薬剤師の妊娠に関連した相談等の強化が児童虐待防止につながる可能性が示された。
学会発表 雇用形態別にみた訪問看護師の職業性ストレス要因~日本語版努力報酬不均衡モデルを用いて~ 共著 小川有希子、今村桃子 2019.10 第8回日本産業看護学会学術集会抄録集P.92 (於 大阪) 雇用形態別の職業性ストレスの要因を明らかにすることを目的とし、A県内の訪問看護師を対象とし質問紙調査を実施した。職業性ストレスは日本語版努力報酬不均衡モデルを用いた。雇用形態は管理者77人、常勤216人、非常勤127人であった。3群間で有意差を認めた。管理者の仕事要求度が高いことが示された。
学会発表 A Trial for Improvement of Workplace Patrol for Small-scale Enterprises by Occupational Health Nurses, using Self-made Checklist and Utilization Manual 共著 Yumi NAKAO, Yuriko HACHIYA, Yukiko OGAWA, Satomi KAKIMORI, Yumiko IWASA, Fumiko ICHIKAWA and Susumu 2018.5.30 32nd Triennial Congress of the International Commission on Occupational Health(ICOH) P.353. Although our checklists are fundamental, and common to various types of occupation, they are useful for improvement of workplace patrol by OHNs, accompanied with engineering industrial health hygienists. As our services are provided once a year for free, continued support once a year might make employers and employees aware as to what they should do by themselves.
学会発表 訪問看護師の判断に困った場面の特徴 共著 山崎律子、小森直美、堤千代、林さやか、小川有希子 2012.9 第43回日本看護学会大会 地域看護(於 岐阜) 訪問看護師が判断に困った看護場面を明らかにし、判断力を向上させるための教育方法を検討することを目的とし管理者を対象に行った調査結果について発表した。
学会発表 学生健診での早朝尿採取への取り組み 共著 伊藤直人、八谷百合子、小川有希子、徳久奈央、茅嶋康太郎、堤明純 2010.8 第40回九州地区大学保健管理研究協議会(於 佐賀) 医学部学生・看護学生1000人に対して、学生健診時の尿検査を随時尿から早朝尿に変更し、自宅で採取しスピッツに入れて持参する方法を取り入れたことを発表した。
その他
その他 職場における労働者のきき手と肩こりの関係:前向きコホート研究 単著 小川有希子 2026.3.25 産業医科大学大学院 「きき手」と肩こりの痛みの関連性を検討した研究はこれまでほとんど報告されておらず、「両手きき」における肩こりの痛みの重症度および発生率の高さを示した本研究の知見は新規性が高いと考えられる。本研究の結果は、労働者の特性としての「きき手」を筋骨格系障害予防の観点から評価する必要性を示した。
その他 「訪問看護における作業環境および作業管理が疲労蓄積度におよぼす影響」に関する研究を実施して 共著 小川有希子、西田和子、中山晃志 2025.11.30 日本産業看護学会福田笑子研究助成基金交付者寄稿集 【訪問看護における作業環境および作業管理が疲労蓄積度におよぼす影響】という課題で、2022年度の日本産業看護学会福田笑子研究助成基金の交付を受けた。日本産業看護学会より交付者へ寄稿の依頼があり助成金に応募した経緯、本研究課題に関する印象に残るエピソード、研究の成果、日本産業看護学会および福田笑子(故人)先生並びにご遺族の方への感謝の気持ちを寄稿論文にまとめた。この寄稿集は第13回日本産業看護学会学術集会の総会においてセレモニーを行いご遺族へ贈呈された。
その他 F県内における4歳未満の児を持つ母親を対象とした『低出生体重児の出産リスク評価尺度』の有用性の検討 共著 園田和子、小山記代子、山本弘恵、小川有希子、名村駿佑、西地令子 2022.3.31 第一薬科大学研究年報2021(38)P.80~89 F県内の4歳未満児とその母親を対象に「妊娠に対する低出生体重児の出産リスク評価尺度」の有用性を検証することを目的にWeb調査を実施した。結果110名の母親から回答を得た。尺度全体のCronbach'sa係数は0.730であり一定水準の信頼性は確保された。一方、尺度得点と出生体重児群の2群間比較において有意な差は認められなかった。
その他 雇用形態別における訪問看護師の職業性ストレス要因 単著 小川有希子 2015.3.31 国際医療福祉大学大学院 訪問看護ステーションで働いている訪問看護師の職業性ストレスに着目しA県内の訪問看護師を対象に職業性ストレスの要因について郵送による質問紙調査を行った。雇用形態は管理者が18.3%、常勤が51.5%、非常勤が30.2%であった。雇用形態別の職業性ストレス評価は、管理者と常勤は【仕事の負担】に悩んでいた。管理者は時間的なプレッシャーや仕事の事が頭から離れない傾向があった。今後は訪問看護師のストレスに対するセルフケアの必要性と職場環境の改善が示唆された。
その他 訪問看護師の判断能力の育成のための教育ツールの開発‐看護師の臨床判断に関する文献研究‐ 共著 山崎律子、小川有希子、尾形由起子 2013.3.31 福岡県立大学平成23-24年度研究奨励金交付金成果報告 教育ツールを開発するために文献における看護師の臨床判断の特徴を明らかにすることを目的として「臨床判断」をキーワードとして文献を検索した。臨床判断の特徴として、経験のたくわえが知識となり予測を可能としている文献もあった。訪問看護師が自己の省察を効果的に行えるような教育ツールの開発が必要である。