
研究科紹介
2024年4月開設(男女共修)
養成する人材像
人間科学研究科は、人間の心理と日本語・日本文化について理解を深め、現代社会において多岐にわたる課題を解決することのできる、高度な専門性と高いコミュニケーション力を有する職業人を養成します。
本研究科では、「日本語・日本文学」と「臨床心理」の双方の領域の理解を深めつつ、双方の領域の理解を基盤としていずれかの領域の理解をより深めながら、希望する研究領域の学問を追求します。双方の研究領域の理解を深めることで、自身の専門分野について高度な専門性を身に付けます。
本研究科を修了した者は、修士(文学)の学位を取得することができます。
履修モデル
本研究科では、修士課程修了後の進路を見据えて以下の4つの履修モデルの中から自ら選択して学べるのが特長です。
カリキュラム
本研究科では、高度な専門性と高いコミュニケーション力を有する職業人の養成に必要な教育内容を構築するにあたり、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に定める人材を育成するために、共通科目を基盤に専門教育科目を展開し、日本語・日本文学研究分野と臨床心理研究分野の学問領域の融合による教育・研究体制を構築しています。
共通科目
● 必修科目 ▲ 選択必修科目 ■ 選択科目
専門教育科目
日本語・日本文学研究分野
● 必修科目 ▲ 選択必修科目 ■ 選択科目
臨床心理研究分野
● 必修科目 ▲ 選択必修科目 ■ 選択科目
- ※両分野を横断的に幅広く学ぶため、各分野において、1年次開講科目のうち、指定する科目(▲)の中から、それぞれ3科目(6単位)以上を必修とします。
- ※心理実践実習に関する科目については、「心理実践実習Ⅰ」「心理実践実習Ⅱ」とし、合計で450時間以上の実習時間を確保します。
修了研究科目
● 必修科目 ▲ 選択必修科目 ■ 選択科目
修了要件
必修科目6単位、選択科目24単位以上を修得し、かつ、修士論文の審査および最終試験に合格することが必要です。なお、専門教育科目については、「日本語・日本文学研究分野」「臨床心理研究分野」の指定する科目の中から、各6単位以上を修得しなければなりません。
■ 取得できる学位 修士(文学)
取得可能な資格
中学校教諭専修免許状(国語)・高等学校教諭専修免許状(国語)
中学校教諭一種免許状(国語)と高等学校教諭一種免許状(国語)を所有している場合は、本研究科で24単位以上を修得することによって、国語の専修免許状を取得することができます。
公認心理師(国家資格)国家試験受験資格
大学で公認心理師となるための必要な科目を修めて卒業した場合は、本研究科で公認心理師法施行規則第2条に定められた「大学院における公認心理師となるために必要な科目」の単位をすべて修得することにより、公認心理師の国家試験受験資格を取得することができます。
修了後の進路
本研究科は、「修了認定・学位授与の方針」に基づいて教育・研究を行うことにより、以下のような修了後の進路を想定しています。人間の心理と日本語・日本文化の双方の学問分野に亘る学修により、幅広い知識を基盤に、より高い専門的知識・技能を身につけることができ、それぞれの進路において、活躍が期待されます。
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対人援助職
(保健医療、福祉施設、司法・犯罪、産業・労働、教育などの分野における心理職・相談支援員など) -
教育職
(中学校(国語)・高等学校(国語)教諭など) -
公務員
(行政、文化機関など) -
一般企業全般
(人事・労務、企画など)
教員紹介
日本語・日本文学領域
● 指導教員 ◇ 研究分野 ◆ 研究内容のキーワード
臨床心理領域
● 指導教員 ◇ 研究分野 ◆ 研究内容のキーワード