1、幼稚園教諭養成課程

満3歳から小学校入学までの幼児を教育するお仕事です。主な仕事内容は、幼稚園教育要領に基づいた幼稚園独自のカリキュラムに沿った保育をはじめ、健康チェック、保護者との連絡などがあります。

2、養護教諭養成課程

学校で子どもたちの健康管理にあたるお仕事です。一般的には「保健室の先生」と呼ばれています。
養護教諭は保健室に待機し、学校内で子どもが怪我をしたときや具合が悪くなったときに応急処置や状態を見て、医療機関を受診させるかどうかの判断も行います。

「広がる学びの機会、就職の幅が広がる。」

免許・資格取得に加え、「異文化交流」、「ICT教育」、「医療事務」に関する教育プログラムを導入し、就職にもつながる幅広い分野での学びを提供します。

子ども健康学科の学びに加え、幅広い知識や技術を身につけることを目的として新たに3つの「教育プログラム」を導入する予定です。この「教育プログラム」は、主となる専門分野に加え、興味のある異なる分野を深く学ぶことで柔軟な思考を身につけることが可能です。「教育プログラム」を修得することで、多様な知識や技術を得ることができ就職活動に活かすことができます。

~自分の興味や関心に合わせて異なる分野の知識を深めることができ、新たなアイデアや興味をみつけることができます~

~新たな専門分野を体系的に学ぶことができ、多様な視点から、自分の専門分野をみることができ、より深く学修することできます~

~子ども健康学科の学びに加え、教育プログラムを学ぶことによって現代社会に求められる仕事や就職先が広がります。教育プログラムで得られた多角的な視点や知識は、社会に出てからも役に立ちその後のスキルアップにもつながります~

Intercultural Program 1.文化(国際交流)プログラム

海外姉妹校への短期留学(韓国の大学など)で国際的視野を持った教育者を育成します。

多言語の授業とともに異文化に関する幅広い知識や技術を習得します。さらには、本学の海外協定締結校において2週間の語学研修※1)に参加することによって、実践的にグローバルな視点を持った人材の育成を目指します。

プログラムの特色

異文化コミュニケーションの基礎となる言語として英語や韓国語について学べます。また、本学の海外協定締結校において、2週間の語学研修※1)を実施し、実際に海外で生活し、学んでいくことによって、より実践的に異文化や言語コミュニケーションを獲得することができます。

※1:語学研修については、感染症の流行など不測の事態があった場合は、オンライン留学なども検討しています。

  • No.01

    多言語コミュニケーション力を生かした社会人

  • No.02

    異文化理解による人権意識を備えた社会人

  • No.03

    国際交流に貢献できる社会人

ICT Education Program 2.ICT教育プログラム

一般的な情報処理活用技術や学校現場等におけるICTの活用を学修する教育体制を構築し、近年急速に進む高度情報化やICT機器の使用に長けた教育者・保育者を育成します。

次代を担う子どもたちには、情報を主体的に選択し活用していくための「情報活用能力」をはじめ、言語能力や数学的思考力など基盤となる資質・能力を確実に身に付けることが求められており、グローバル化の激しい社会を生き抜くために、ICT活用の基礎的、基本的な知識や技術を習得させるとともに社会人基礎力や他者と共同して問題解決に取り組む能力を養います。

プログラムの特色

このプログラムでは、普段コミュニケーションツールとして使用しているSNSの仕組みやICTの基本となるコンピュータの用語、基本的な利用法やインターネットモラルを理解し、情報を正しく活用するための知識・技術を習得します。併せて、教育者・保育者として必要な資質能力など職務の専門性について理解を深めます。

  • No.01

    ICTを活用するリテラシーが備わった社会人

  • No.02

    子どもの健全なICT教育を担える社会人

  • No.03

    ICT活用による働く環境の整備に貢献できる社会人

Medical Office Program 3.療事務プログラム

医療機関や福祉施設に必要とされる医療事務関係の人材を育成します。

就職先となる医療機関においては即戦力となる医療事務資格を持った人材を優遇する傾向にあります。このプログラムでは、医療事務に必要な事務技術はもちろん、医療管理学に関する基礎知識、医療秘書に必要な実務、医学医療の基礎知識を習得し、医療機関での専門職として生かせる力を身に付けられます。さらに、医療管理秘書士および診療実務士の資格取得も目指せます。

プログラムの特色

一般的な医療事務に必要な事務技術だけでなく、医学一般や薬学の知識などを含めた医療管理学に関する基礎知識も学べます。また、医療従事者を支える医療秘書にとって必要な実務、医学医療の基礎知識の習得が可能です。さらに、資格取得※2)を目指す人には試験対策講座などの学習支援も行います。

※2:所定の単位数を修得し、能力認定試験に合格することが必要です

  • No.01

    現場に求められる知識や技術を備えた医療事務

  • No.02

    医療従事者が業務に専念しやすい環境をつくる医療秘書

  • No.03

    さらなる医療事務のスペシャリストとしての診療実務士

新たに設ける「キャリア基礎演習」では、社会人基礎力として、特に自己理解・自己管理能力および課題対応能力の育成を図ります。この「キャリア基礎演習」は担任制とし、年間を通して継続的な修学支援を行うとともに、各学期において担任による個別面談を実施します。また、学生の主体的な学修を促すとともに、学生個々人に寄り添った修学支援を行うため、「学修ポートフォリオ」を導入し、学修する過程で学んだことや気づいたこと、履修目標や履修結果に対する所感の管理等を行うことで、就職活動の際の自分自身の振り返りにも活用でき、安心して就職活動に臨むことができます。

先輩の声

公立保育所への就職を希望する学生を中心に公務員(行政職)などを志望する学生の指導体制を整えます。

  • 専門学校・予備校とタイアップした試験対策講座
  • 2年間で無理のない復習型の授業を展開
  • 個別サポートが充実
  • 卒業単位として4単位をカウント可能
  • 学内の友人と受講できる
  • 専門学校・予備校と比べお手頃な価格

九州女子大学には、附属の幼稚園が3つあります。(九州女子大学附属折尾幼稚園、九州女子大学附属自由ケ丘幼稚園、九州女子大学附属鞍手幼稚園)。3園との連携により、子ども健康学科では、入学後の早い段階から、実習を行い、幼稚園教諭や保育士としての土台を作ります。次年度以降はそれをさらに発展させる予定です。

専門分野の知識を深めたい時や、他の免許や資格に挑戦したい時など、未来の選択肢を広げるステップをご用意しています。

1、幼稚園教諭1種免許状へのステップアップ

① 九州女子大学人間科学部児童・幼児教育学科へ
3年次編入

2、養護教諭1種免許状へのステップアップ

① 九州女子短期大学専攻科へ進学
短大までに学習した内容を更に専門化できる

② 九州共立大学スポーツ学部スポーツ学科に3年次編入
運動・スポーツでのケガ等への理解が深まる
※九州共立大学スポーツ学部スポーツ学科でも、養護教諭1種免許状を目指すことができます。