大学 家政学部 生活デザイン学科 (旧 人間生活学科)

学科紹介

時代が求める「豊かな暮らし」を目指して、自分と地域の未来をデザインする。

「生活デザイン学科」では、生活者の視点で家庭や学校、地域社会の課題を解決する力を養い、自分自身の夢を叶えながら、学校教育および住分野・食分野の各業界等で活躍できる人材を育成します。

学びのポイント

point.01

3つのコースに分かれてさらに専門性の高い学びに集中できる。

1年次後期からは将来の目的に応じた3つのコースに分かれ、少人数制の中でより一層自分らしい学びと専門性を高めることができます。


point.02

家庭科教員をはじめ、免許・資格取得を万全の体制でサポート。

家庭科教員やインテリア関連など、将来の進路に応じた免許・資格取得を、専門知識および実務経験の豊富な教員が丁寧にサポートします。


point.03

学んだ知識や技術を地域活動を通していち早く実践できる。

大学で学んだ生活に関わる知識や技術を活かせるさまざまな地域活動に取り組むことで、確かな実践力を養います。

コース紹介

家庭科教育コース

教員採用試験合格を目指すとともに、教育実践力の基礎となる知識・技術、豊かな人間性を備えた家庭科教員を育成します。

インテリアデザインコース

インテリア関連の資格取得を目指し、実践スキルを磨きます。生活者の視点を重視した、人に寄り添える住の専門家を育成します。

ライフデザインコース

社会人基礎力とアイデア発信力のある人材を育成します。経済・経営の視点の生活を豊かにする衣食の知識と実践を学びます。

学科トピックス

生活デザイン学科では、地域のなかで役立つ学びや活動に積極的に関わります。
コンペやシンポジウム、さまざまなイベントへの参加を通して、学生時代から社会の一員としてともに生きる喜びや達成感を味わえるのも魅力です。

消費者フェスティバル×SDGsの企画・運営

家庭科教員志望の3・4年生は、ゼミの一環として北九州市消費生活センターとの連携活動も行っています。日頃の学びの成果を活かして、2021年に大型商業施設で開催された「消費者フェスティバル2021×SDGs」の企画・運営にも携わりました。

UR都市機構の住宅団地でリノベーションデザイン

水巻町にあるUR都市機構・梅ノ木団地(築39年)の住戸に対して、建築インテリアデザイン系の3年生がリノベーションを提案しました。若い女性の視点が評価され、2022年秋にはデザインした住戸の改修工事が完成しました。

「オリオンテラス」で地域活性化を目指す

2022年度に開設された折尾駅高架下複合公共施設(折尾まちづくり記念館、八幡図書館折尾分館)のオープニング愛称やロゴ選定に関わりました。オープニングイベントのトークセッションにも参加。折尾の地域活性化をテーマに、授業でも取り組んでいます。

食への理解を深める学科菜園活動

1年生全員が少人数のチームに分かれて菜園活動を行っています。活動を通して、作物を育てる大変さや食べ物をいただくありがたさ、野菜の重さ、旬などを感じ取ります。また、2、3年生の有志とともに活動することで他学年との交流も図ります。

人間生活学科3年
福岡県:自由ケ丘高等学校出身
成重 和花さん

卒業設計や研究を通じて、住まいへの理解を深めたい。

人間生活学科 山田裕巳ゼミ

山田先生の「住居管理学」の授業で、建物の適正な維持管理やリフォームの必要性を学びました。熊本震災の被害状況から、リフォームでは内装だけでなく、耐震性能の不足があれば改修する大切さも知ることができました。
演習では模型を作ったり、CADを使ったり、実践的な授業が多く、将来に役立つさまざまな知識を身につけることができ、建築への興味がさらに深まりました。


時代とともに移り変わる住まいの「心地よさ」をテーマに、より深く考える経験を大切にしています。
山田 裕巳 教授

九州女子大学大学院