2019年8月29日

病態生理学実習~血糖値測定と血球観察~

病態生理学実習では、学生が被験者となって生理学的機能に関する実験を行い、データを得ます。
今回は75gぶどう糖負荷試験を行いました。75gぶどう糖負荷試験は、病院などの臨床現場で糖尿病を診断する方法の1つとして行われています。
まず検査当日の朝まで10時間以上絶食した空腹のまま採血し、血糖値を測ります。次に、ブドウ糖液(ブドウ糖75gを水に溶かしたもの)を飲み、30分、1時間と2時間後に採血し、血糖値を測るという検査です。

今回の実習では、ぶどう糖液と、カルピスやゼロキロカロリーのジュースも準備し、それぞれの飲み物を飲んだ学生たちは血糖値を測りました。また同時に自分の血を使い、赤血球や白血球の観察を行いました。
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2019年8月27日

2年生 ~食品衛生学実験~

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日々食事をしている私たちですが、食欲がそそる食品とそうでない食品はありませんか?

料理の彩り・香り・盛り付けなどで食欲や満足度は大きく変わります。食材や食品の良さを引き出し、より美味しそうな食品を提供するために発色剤や着色料などの添加物が利用されています。

今回の食品衛生学実験では、食の「色」にフォーカスを当て、合成着色料の同定試験を行いました。

着色料は、食品の見た目を鮮やかにしたり、変色や退色を補う目的で使われます。食用色素は大まかに天然由来の物と化学合成品に分けられ、天然由来で有名なのが抹茶やクチナシ、紅花です。化学合成品は天然色素より鮮やかに色付けが出来るタール系色素のことで、赤色2号や黄色4号等数字番号が振られています。

身近な食品に何号の着色料が含まれているのか、今回はかき氷のメロンシロップを試料とし、同定試験を行いました。

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メロンシロップから着色料を抽出し、ペーパークロマトグラフィーを用いて着色料の移動を確認しました。結果は青1号・黄色4号が含まれていることを確認できました。

クロマトグラフィーのスポットした試料や着色料が移動していく様を見て、学生たちはとても興味深かったようです。この興味から、管理栄養士に必要な知識をより多く吸収していってほしいです。

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2019年8月23日

基礎栄養学招待講演

基礎栄養学Ⅱ(2年生)の講義において「味の素株式会社理事・NPO法人 うま味インフォメーションセンター」二宮くみ子先生をお招きし
『アミノ酸の味について』
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 20種類のアミノ酸の身体での機能や必要性および味について教科書では得られない貴重な内容を拝聴する事が出来ました。講義中には、うま味体験キットを使って、色々な"うま味"を体感しました。特にグルタミン酸とイノシン酸の相乗効果に学生たちは興奮し、舌に感じる味を真剣に分析していました。

学生から、「高齢者の味覚の低下にはグルタミン酸も関与するのか、それはどのようにしたらよくなるのか。」という質問に『グルタミン酸を摂取することで、唾液の分泌を促進し、味覚を感じやすくなるという』解答をいただきました。うま味による唾液分泌、味覚障害抑制や食事の減塩効果等、基礎や臨床栄養学等の実践内容として学生の脳裏に刻まれたことでしょう。この経験を活かし、「美味しい食事」作りにも結びついていくことでしょう。

二宮先生、大変お忙しい中、貴重なご講演をありがとうございました。

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2019年8月22日

食品学実験Ⅰ:炭水化物の定性反応

今回は、"炭水化物の定性"について学びました。1-2.png

5種類の炭水化物(デンプン、ショ糖、ブドウ糖、果糖、乳糖)を使用し、
6種類の反応(フェーリング反応、銀鏡反応など)を行って化合物の性質を理解し、
最終的に、これらの反応を組み合わせて「未知試料」を判定することに取り組みました。

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学生たちが実験に取り組んでいる様子です

 

右の写真が実験結果(左:銀鏡反応、右:バーホード反応)の一部です。その下は銀鏡反応の拡大写真です。

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銀鏡反応は、炭水化物が試薬と反応して試験管に銀鏡ができます。ただし、その銀鏡は5種類の炭水化物によって異なります。

学生は、「未知試料」を正確に判定するために、試験管を注意深く観察し、試行錯誤しながら実験を進めていました。


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2019年8月21日

調理科学実習(1年前期)

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今回の授業は増粘剤について実習しました。

増粘剤とは食品や飲料を食べたり飲んだりした時に、食感や喉ごしを良くしてくれるものです!この増粘剤を使うことで飲み込みが難しい方や噛む力が弱い方が食事を食べることができます。ちなみにこの食事のことをソフト食と呼びます。

増粘剤にも様々な種類があり、今回は4種類の増粘剤を使用しました。

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牛乳・リンゴジュース・水・お茶に増粘剤を入れて、 どんな食感になるのか、実際に飲んでみました!!

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学生達は食感や味について班で真剣に話し合っていました。3年になるとソフト食作りがあるので、その時に今回の授業を思い出して欲しいです

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