2022年3月28日

集合住宅ゲストルーム『たたみプレイス』が2021年度のウッドデザイン賞を受賞!

佐久間先生が設計した集合住宅のゲストルーム「たたみプレイス」が、2021年12、消費者目線での新たな木づかいを促進するウッドデザイン賞2021(ハートフルデザイン部門)を受賞しました。

■受賞内容:ウッドデザイン賞2021 (ハートフルデザイン部門)
■受賞作品:ザ・サンパークシティ黒崎 ゲストルーム(たたみプレイス)
■受賞の詳細 (ウッドデザイン賞2021) :https://www.wooddesign.jp/db/production/1586/

 佐久間先生は、2021年4月から九州女子大学家政学部人間生活学科に着任され、住分野の授業を多数担当されています。前任校の九州工業大学大学院工学研究院では、建設社会工学研究系建築デザイン研究室教授をされていました。今回の受賞は前任校での成果になりますが、人間生活学科での授業や研究に大いに活かされることと思います。

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 受賞対象の「たたみプレイス」は、八幡西区黒崎のかつて「八幡西区役所」であった筒井町に建てられた大規模集合住宅(256邸)のゲストルームで、「多世代共生」をテーマにしたプロジェクトから2016年に学生アイデアコンペで提案され、その後実施設計のデザイン監修を経て2019年8月に施工完成したインテリアデザインです。

 マンション敷地の前面道路の対面には、九州の江戸時代の主幹道路であった長崎街道「曲里の松並木」が現存しており、当時の日本の風土環境の面影を残す貴重な地域資源となっています。「たたみプレイス」では、鉄筋コンクリートのハードな高層マンションの一室にあえて、日本の歴史的風土文化が生んだ土間や縁側、たたみ、木質の格子、障子、和紙などが持っている機能の多様性と多世代を超えて利用が可能な特性を活かすことで、誰にでも優しい内部から外部への透明性を持つ木質空間を実現しています。

 部屋の中央にハウスインハウス形式で配置した『たたみプレイス』を配置し、その上に檜の格子天井を浮かすと共に、たたみの周囲を御影石と砂利敷きによる土間と縁側で囲いながら、更に、バルコニー部分には全開口サッシを計画することで、玄関からブルコニーまで下足のままアプローチできる半外部空間を創り上げ、自然と人が触れ合い、人と人が多世代を超えて交流することが可能な居場所を提供しています。選定する木材にもこだわりを持ち、格子天井や縁側には檜を積極的に活用しています(檜には、森林浴と同様の精油成分(フィンチッド)を放出し、リラックゼーション効果があるとされています)。また、空間全体が、障子やたたみ、壁紙やシート類をアイボリー、ベージュ系の色味で表現することで、身体全体をリラックスさせる効果や快適性を演出しています。

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