2011年2月 3日

離乳食を作りました(調理学実習 I)

 人間生活学科の調理学実習I(2年後期)で、離乳食を作りました。離乳とは、乳児に乳以外の食物を与え、しだいに幼児食に移行する過程のことです。あごの発達や栄養面などから、1歳ごろをめどに離乳を完了するのがよいと言われています。

 実習では、卵黄粥、チーズポテト、ホウレンソウのみそスープ、きざみトマトを作りました。生後5~6か月の離乳初期を対象として、ドロドロで飲み込みやすくしあげています。離乳食を試食した学生からは、「味がない」「物足りない」などの声が聞かれましたが、健康的な味覚形成のためには、離乳食は、うす味であることが重要です。
 また、育児用粉ミルクも調整し試飲しました。哺乳瓶を熱湯消毒するところから始まって、常時衛生面に気をつけながら、適温に冷ますまで、学生は、ミルク一つ準備するのに思いのほか手間がかかることがわかったようです。一番よいのは母乳で育てることですが、育児用粉ミルクには母乳の出が悪い時や、母親以外の人が授乳できるというメリットもあります。

 「おいしくない」と言う学生が多い中、「おいしい」という学生や、「赤ちゃんのときに飲んでいたような気がする」と言う学生もいました。
 今回の実習は、将来母親になったときや、家庭科教諭として保育分野を指導する際に大いに役立つでしょう。
 

seikatu22.2.3.1.JPG
材料を細かく刻んだり、すりつぶしたりします。

参考文献
山口規容子、水野清子 (2002) 「育児にかかわる人のための小児栄養学」 診断と治療社
大谷貴美子他 (2003) 「調理学実習」 講談社サイエンティフィク

バックナンバー

  • 九女【九州女子大学・九州女子短期大学】 LINE友だち追加