2014年11月27日

人間発達学専攻 キャリアデザインⅣ
(2年生:乳幼児発達コース)施設見学
パート1 ~病棟保育・子育て支援センター~

 現在子どもを取り巻く環境は多様化しており、様々な保育のニーズがあります。そのような多岐にわたる保育の現場を体験するために、人間発達学専攻 乳幼児発達コースでは施設見学をキャリアデザインの授業の中に取り入れています。

 見学先は、病院の小児病棟保育、病児保育、夜間保育所、乳児院、障害児入所施設、行政の子育て支援事業、助産院、周産期センターなど、計11か所です。

 今回はその中でも、いくつかの施設見学の様子や学生の報告をご紹介したいと思います。

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北九州市立八幡病院の小児病棟の病棟保育を見学した学生の報告です。

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 私たちが行かせていただいた八幡病院の病棟保育では、プレイルームという場所で保育が行われており、そこを利用するためには、担当医の許可が必要となっています。許可が下りずに病室にずっと居る子たちにも、4人の保育士さんたちが交替で、絵本の貸し出し、折り紙・ぬり絵などの配布に病棟内を回ります。それに私たちも同行させていただきました。
 絵本の貸し出しや折り紙・ぬり絵配布を手伝わせていただいている時に、保育士さんが本人やご家族の方に、今日の体調を伺いながらコミュニケーションを取り、病状などの話をしていた場面を見て、普通の保育士との違いを感じました。

H26hattatsu_112701.JPG今回私たちは、病棟保育に興味があり、観察実習に参加させていただきましたが、ある程度想像できていた事や、全然想像もしていなかった事を含め、たくさんの事を学ばせていただきました。お忙しい中、私たちの質問にも丁寧に答えていただき、病棟保育の保育士になるためのアドバイスなどもたくさんいただきました。
  デイルームやナースステーションの窓口にある紅葉やイチョウの木の貼り絵などによって病院内にいる子どもたちが季節感を感じられる工夫をされており、私たちも今後活かせる大きな工夫を学ぶことができました。

 数時間の観察だけでしたが、様々な現場を直で目にし、深い所までお話を聞くことができて、とても良い経験になりました。この経験を基に病棟保育への知識をもっと増やし、夢を実現できるよう、これからも勉強や経験をたくさん積んでいきたいと思いました。

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次に、岡垣町こども未来館を見学した学生の報告です。

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 こども未来館では施設内の中に入るとき、名簿に来館者の氏名や学年などを記入します。その目的は2つあるそうです。目的の1つ目は、避難時の確認のため、2つ目は不審者の侵入阻止のためです。
 名簿の記入を終えると本が読める場所、小さい子が遊べる場所などがあります。乳幼児専用の部屋にはこども未来館のスタッフの皆さんの手作りのおもちゃが沢山ありました。ひとつひとつのおもちゃには発達を促進するような工夫がたくさんされています。例えば、お洋服の着脱の練習になるおもちゃや、色の判別ができるおもちゃなどです。
 また子ども未来館には壁で区切る部屋はないのですが、1つだけ区切る部屋があります。それは食べる所です。理由は衛生面とマナーのためです。
 その他にも、施設の2階は主に小中学生が使用しており、室内のロッククライミングや天体望遠鏡などもあり充実しています。
 また、こども未来館の外には小さな遊具やかまどがあります。かまどはスタッフの皆さんが全部手作りしたもので、外の道のレンガやタイヤの遊具など全部手作りです。
 こども未来館は子どもたちが安心して楽しく過ごせるようにたくさんの工夫をしておりすごいなと思いました。沢山の行事やクラブもありお母さんや近所の人たちのためにも充実した施設だなと考えました。

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 乳幼児発達コースの学生の多くは、保育所や幼稚園の先生を目指して、日々勉学に取り組んでいますが、今回の施設見学で、新たな保育の職域の広がりを肌で感じ、様々な保育のニーズ、子育て支援のあり方を学んだのではないかと思います。

 この続きは、次回の「施設見学~パート2~」をご覧ください。 

 

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