2009年7月 3日
隠れた"肥満"

夏至がすぎて、紫陽花もそろそろ終りです。雨は当分続きそうですが、梅雨時は食中毒が多く発生する季節なので、気をつけましょう。栄養学科では卒論テーマの一つとして、『身体組成と代謝量の関連性』に取り組んでいます。全国的にみて若年成人女性の平均体重は減少傾向にありますが、低体重にもかかわらず体脂肪率の高いひとは逆に増えています。原因はよくわかりませんが、生活習慣やいい加減なダイエットの繰り返しの結果ではないかと、推測されています。このような身体について、あまり良い言葉ではありませんが、『隠れ肥満』という言い方があります。筋肉が少ないので基礎代謝量が低く、体力や活力に劣ります。まるで戦争中の飢餓状態におかれた人間のように、免疫力の弱いからだになっていきます。
写真は、エネルギー消費量(いわゆる代謝量のこと)を測るドイツ製の最新の測定器具です。マスクを装着して集めた呼気を、コンピュータ分析して酸素消費量を求めます。そして、その値からエネルギー消費量が自動的に計算されます。基礎代謝量や安静時代謝量は、筋肉量が多いからだでは多くなるので、活発で太りにくい体質といえます。代謝量を測ると、『体質』の特徴をしることができるのです。あなたも測ってみませんか?