2009年2月 2日

高齢者疑似体験

       

私たち人間は年を重ねるにつれて食事にまつわる日常の動作がやりにくくなってきます。
例えばスーパーで小銭を出すとき、お箸を使って食事をするとき、買ってきた商品の栄養成分表示を見るとき。
老人保健施設や特別養護老人ホームに就職することも多い栄養学科の学生にとっては、高齢者への接遇がすんなりできることはとても大事なことです。
しかし現代の核家族化にともない自分の祖父母とも時々会うくらいという人も少なくありません。
そこで福岡県地域介護実習・普及センターの職員の方々に来ていただき、卒業間際の4年生に高齢者疑似体験をさせていただきました。
たとえ身近な年長の方からお話を聞いてもわからないことを「うらしま太郎」という装具を付けて体験してみたところ、
「ふだん出来ていることができなくて、今以上にお年寄りをいたわる気持ちを持って手助けしたいと思った」
「たくさんの場面で視覚に頼っていることに気付いた。高齢者にとって暮らしやすいものづくり、環境作りを私達がしていく必要がある。管理栄養士として資料作りする時は、字の大きさ・色の使い方など気を配りたい」
「全てを手伝ってはその人の自立を妨げてしまうので、あたたかく見守る工夫ができるだろうか…」等の意見が聞かれました。
 
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