本学と味の素株式会社との連携による減塩レシピを開発しました。
本学と味の素株式会社九州支社は、包括的連携協定(令和2年3月3日締結)に基づき、連携事業を実施しています。本連携では、本学の地域教育実践研究センターが軸としている「大学の教育・研究機能の活用」を果たすため、栄養学科を中心に幅広い生活者の健康促進を目的においしさを損なわずに減塩が可能なレシピ開発に取り組みました。
塩分の過剰摂取は血圧を上げる大きな要因になるとともに、癌や脳梗塞・腎臓病、心筋梗塞のリスクを高めます。これらの課題を解決するため、手軽さ、簡単さ、および九州らしさをキーワードに塩分基準を主菜・副菜・汁物を組み合わせたときの食塩相当量が2.5g未満を目標にレシピ開発を進めました。本学の学生が試作品を開発し、味の素株式会社九州支社による試食と検証を重ねて最終的に10品目のレシピが完成しました。
減塩レシピの試作品 学生によるレシピの説明
今後は、完成させた10品目の減塩レシピを掲載したリーフレットをスーパー店頭の定番売場に設置のうえ、継続的に減塩を呼びかけていきます。
開発に携わった学生と企業の方 完成したリーフレット